校長挨拶

御挨拶

 北海道平取養護学校のWEBページへ、ようこそお越しくださいました。

 本校は、昭和53年に開校した開校47年目の学校です。昭和54年には室蘭市に白鳥学園分校を(平成3年室蘭養護学校として独立)、60年には静内町(現在の新ひだか町)に静内ペテカリの園分校を開設し、高等部については、本校は平成10年に、分校は平成12年に設置しております。

 本校が設置されている平取町は、全国的なブランドである「びらとりトマト」「びらとり和牛」、濃厚なうまみが有名な「寒締めほうれん草」をはじめとした農業を主力産業とする町であり、本校は、開校当時から設立されている後援会を始め、平取町、そして地域の皆様から様々な御理解や御支援を受けながら40年以上の歴史を刻んで参りました。

 令和6年度の在籍児童生徒数は、小学部11名、中学部19名、高等部47名の合計77名であり、ほとんどの児童生徒が、寄宿舎に入舎して学校に通っています。

 本年度の重点教育目標を「学びに向かう姿勢や意欲を育み、身に付けた力を発揮し地域の中で自分らしく生きるための教育を推進する」(学習者の視点:①自ら学習に取り組む。②約束や決まりを守る。③自分で決める。④身に付けた力を地域で活用する。)としました。児童生徒の夢や願いを大切に捉え、得意なことに向かい自分から学ぼうとする意欲を大事にし、心身の発達を促すような指導・支援に、教職員が一丸となって取り組むとともに、学校や保護者、地域が一体となった教育活動を一層推進して参ります。

 また、管内唯一の特別支援学校として、日高の児童生徒や保護者、教育関係者のニーズに応え、専門性のある支援で特別支援教育の充実や発展に貢献して参ります。

 引き続き、皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

                                   令和6年4月

北海道平取養護学校長 小野寺 利 江